新型コロナウイルス感染症拡大に伴う横浜市通訳ボランティアの派遣について(連絡)
日頃より、当協会の事業に御理解・御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。さて、横浜 市通訳ボランティア派遣事業においては、新型コロナウイルス感染拡大状況を踏まえ、 5 月末まで派遣を見合わせておりましたが、この度、政府による緊急事態宣言が解除され たことから、今後については、次のとおりの対応をすることとなりました。各機関等にお かれましては、何卒御理解、御協力いただけますようお願いいたします。
1対面通訳の中止について
原則として、通訳ボランティアの現場への派遣による対面通訳は見合わせます。
2遠隔通訳での対応
感染拡大が懸念される状況下においても、面談・相談を急務に行う必要性が特に高く、 通
訳が不可欠であるものに限り、次の方法で対応いたします。
<遠隔通訳の概要>
1.通訳内容
従来通り、区役所・小中学校・保育所等での手続き・相談の通訳
2.通訳場所・使用機器
・通訳ボランティアは、派遣窓口(横浜市国際交流協会または一部の国際交流ラウンジ)
にて、通訳を行います。※通訳ボランティアが自宅で通訳をすることはあり ません。
・使用する電話またはタブレットは派遣窓口の機器を利用します。
3.通訳方法の種類 ※区役所での通訳を例とします。
①電話受渡し通訳:
区役所からの電話を派遣窓口にいる通訳ボランティアが受け、 区職員と外国人が受話
器を受渡しして通訳を行います。
②三者通話通訳:
区役所から受けた電話を三者通話で外国人の携帯電話とつなぎ、 派遣窓口にいる通訳
ボランティアが通訳を行います。
③その他、場合によってタブレットによる映像通訳を行うケースも考えられます。
※映像通訳を行うケースは、通訳を行う際に現場での動きの確認が必要で、かつ、 所
定の映像通訳用タブレットの利用が可能な場合に限ります。
4.通訳時間
1 件あたり 30 分程度。※ただし休憩を挟む場合は、最長 2 時間まで可
5.通訳ボランティアへの支払い
派遣窓口への交通費として、当協会からボランティアには行政通訳(一般)2,000 円、
学校通訳 1,800 円の支払いを行います。また、行政通訳(専門)ボランティアには、 事
前打ち合わせと併せて 4,000 円の謝金の支払いを行います。
3条件付き派遣
遠隔通訳では対応できない特別な事情のある場合に限り次の方法での対応を検討します。 ・換気のできる空間で、2 メートル以上の間隔をあけて座る
・30 分以内 ・当日関わる全員(職員、外国人、ボランティア)がマスク着用、当日朝検
温により 平熱であること
・現場で消毒薬の準備 など
4期間
令和 2 年 6 月 1 日から当面の間
5代替手段のお願いなど
●遠隔通訳の受付及び実施については、しばらくの間、横浜市国際交流協会での対応 となり
ます。他の派遣窓口での実施については、準備が整い次第、開始の予定です。
●当事業は市民の通訳ボランティアの協力を得て実施するものであり、感染リスクを 完全に
回避できない状況下において、ボランティアの確保が困難であるため、希望 日時に遠隔
通訳を実施できない場合があります。予めご承知おきください。
●遠隔通訳で対応できる件数には限りがあります。できるだけ、下記状況に該当する 場合
は、当制度の利用はお控えくださいますようお願い申し上げます。
・本人の同居親族等による通訳が可能な場合
・庁内職員等で通訳が可能な場合 ・文書郵送等で対応可能な場合(申請など)
・翻訳アプリ、自動翻訳機等の活用で対応可能な場合
・さらに感染リスクが低くなるまで、面談等の延期が可能な場合 など 6 今後の方針に
ついて 今後の感染状況によって、方針を変更することもあります。
担当:(公財)横浜市国際交流協会 多文化共生推進課 布施・松田
TEL:045-222-1173
Email:shibora☆yoke.or.jp(送信時は☆を@にしてください)
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