
私たちは、国際都市横浜の歴史・文化的特性を継承しつつ、異なる文化や価値観を共に認め、
尊重し合える豊かな社会づくりを目指します。―YOKEミッション・ステートメント―

外国につながる子ども支援
「外国につながる子ども」について
ここでは、国籍は日本でありながら両親の両方又はどちらかが外国籍である人等、本人の国籍を問わず、様々な形で外国につながる子どもたち・若者たちを総称して使用しています。
外国人の定住化が進み、外国につながる子どもも今後ますます増加していきます。
子どもたちの育ちから社会的な自立に至るまでを視野に、生活の質が高まるよう、ライフステージに応じた必要なサポートの実施を目指します。
横浜市多文化共生総合相談センターなどの相談・情報提要窓口等と連携しつつ、外国につながる子どものための学習支援教室・支援者へのサポートを中心に、事業を行っています。
学習支援ボランティア向け研修会の実施
外国につながる子どもへの学習支援をしている方を対象に、研修会を行います。普段の活動におけるヒントが得られるとともに、支援者同士のつながりづくりも大切にしています。
市内学習支援教室等との連絡会の開催
横浜市国際交流ラウンジ協議会 学習支援分科会
市内国際交流ラウンジの学習支援教室が情報交換を行い、教室での取り組みや課題について、お互いに共通理解を持つ機会とします。

外国につながる子どもの学習支援教室情報交換会(横浜)
市内学習支援教室の担当者が集まり、主に運営上の取り組みや課題を共有し、お互いに知り合い、つながりを作る機会となっています。
学習支援教室や地域のネットワーク
日本語・学習支援教室データベース(横浜)
横浜市内で開催されている日本語教室および学習支援教室の検索ができるデータベースです。
また団体のゆるやかなネットワーク作りにも繋がっています。
日本語・学習支援教室データベース(横浜)
個別訪問事業「まちのにほんご伴走隊」
地域の日本語学習、多文化コミュニケーションを応援します。
地域の皆さんの活動における課題解決や、新たな活動のスタートに向け、日本語教育等の専門家がアドバイザーになり、YOKEとチームを組んでサポートします。*学習支援教室の方も利用できます。ご相談ください。
シンポジウムの開催
外国につながる子どもをテーマとしたシンポジウムです。
「多文化共生の学校づくり~地域との連携を中心に~」(2019年7月)
外国につながる子どもが増え続けてきた横浜市での「多文化共生の学校づくり」の取り組みを「学校と地域の連携」と「1990年代から現在までの取り組み」の2つを軸に、実践者自らが語りました。また、多文化共生の教育を実現し、外国につながる子どもを含めたすべての子どもの成長を社会が支えるにはどうしたらよいかを、参加者とともに考えました。
このシンポジウムは、書籍「新多文化共生の学校づくり 横浜市の挑戦」(横浜市国際交流協会協力)出版記念として行われました。
実施報告

外国につながる子どもの学習支援教室向け 活動ヒント集の作成
「みんなどうしてる?外国につながる子どもの学習支援教室 活動ヒント集」
横浜市内で活動する学習支援者の工夫やアイデアを共有することで、個々の課題解決のヒントを提供します。これから学習支援をしてみたい人、学習支援教室を始めたい人にも参考にしていただけるように作成しました。
