top of page

わかりやすい多言語情報は、わかりやすい日本語原稿から

写真やイラストがあると

​わかりやすさがアップします。

文化の違いや、経験したことのないこと(学校給食、上履き、運動会、お弁当…など)を説明されても,実感が湧かず、どうすれば上手く学校生活を送れるかを把握できません。その時に、写真や実物を見せながら説明したら、大抵の親は分かり易く、少ない言葉で正確に伝えることができたと感じました。
​ヒント集8ページより

日本語も併記してください。

日本で生活する外国人の場合、日本語での言い方を覚えた方が様々な場面で便利です。
…十分に日本語を知らない外国人にとって、日本語を話すことは勇気がいることです。
​でも、日本語を少しでも話すことで、日本人とのコミュニケーションがうまくできるようになります。
​ヒント集10ページより

語呂合わせや言葉遊びは

使わないでください。

日本人へのお知らせでは、語呂合わせや言葉遊びを使ったコピーやタイトルは印象に残りやすく効果的です。しかし、多言語に翻訳する語呂合わせや言葉遊びの効果を反映することができません。
​ヒント集15ページより
↑画像をクリックするとダウンロードできます。
外国人に伝える広げる 多言語情報の作り方
~原稿づくりから届けるまでのヒント集~

もっと見る

多言語で作成する情報がより良いものになるには、多くの人に届けるにはどうすればよいでしょうか?
多言語情報作成携わる横浜市内国際交流ラウンジ有志、外国人当事者、翻訳者、横浜市担当者の協力を得て、1冊にまとめました。
​みなさまが多言語情報を作成する際、このヒント集に掲載されている内容を取り入れていただけましたら幸いです。

外国人、翻訳者、多言語情報作成経験者の声を聞く

わかりやすい英語で。

" in case of inclement weather… "はとてもきれいな英語だと思いますが、
" in case of bad weather… "のほうがわかりやすいです。

言葉が訳されていても意味がわからない時がある。

私には通訳(意味)が一番大切。
翻訳(した言葉)や漢字がわかっても、
ときどき通訳(意味)がわかりません。

読み方がわからないと

翻訳が大変

地名や名前の読み方や発音がわかる表記がないと(翻訳者は)翻訳がで きません。原稿を作る人にとっては当たり前になっていることが多いのかルビをふってくれることがなかなかありません。
中国人の方の名前を 英語に訳すのが大変!有名な人であれば Web で見つけることができますが、一般の人の書き方は無いので。
↑画像をクリックするとダウンロードできます。
聞いてみよう、つぶやいてみよう
多言語情報を作るときどうしてる?―英語編―

もっと見る

多言語情報作成者が感じている課題は?
情報を受取った外国人はどう感じている?
聞きたいけどなかなか聞く機会がない素朴な疑問を参加者があげ、共有、共感し合うなかでヒントを探りあった情報交換会の記録です。
​参加者の発言から、みなさんが抱えている課題解決のヒントを得ることができるかもしれません。

行政用語の翻訳

ひとつの言葉が

何種類にも訳されている。

外国人に関係ある大切な用語が、情報誌により、訳し方が違う。
ひとつの情報誌の中でも、同じものが数種類に訳されていることがある。
「多言語情報提供検討会報告書」2007年YOKE

「うわあ、こんなにたくさん手続きをしなければならないんだ」と頭を抱え込む外国人がないわけでもなく…

…それよりなにより、これから外国人向けのパンフレットやガイドブックを作ろうとしている日本人の翻訳者に、これは大いに役に立つ。​何しろこの冊子によって訳語が統一されているわけですからね。
出典 井上ひさし 2004年 にほん語観察ノート 
   中公文庫
​   ※2004年当時、標準訳語集は冊子で発行していました。

よく使われる用語の訳は統一してください

1つの用語に対して、様々な訳が充てられることがあります。読んだ人が混乱する原因になるので、訳は1つに統一してください。
外国人に伝える広げる多言語情報の作り方
​~原稿づくりから届けるまでのヒント集~ 2015年
— 横浜市で使用頻度が高い行政用語の訳を検索することができます —
標準訳語集(横浜)と横浜市の外国人を対象とした広報の考え方など
最終更新日:2020年8月28日

〒220-0012

​横浜市西区みなとみらい1-1-1 パシフィコ横浜 

横浜国際協力センター5F

​電話 045-222-1171(代表) FAX 045-222-1187​

対応時間:平日8:45~17:30

​休日:土曜日、日曜日、祝日、年末年始

YOKEは、SDGsの取組に賛同します。

bottom of page